18日の東京株式市場で、日本航空の株価が一時、前日比8円安の94円と100円を割り込み、2002年に旧日本エアシステムと統合して以来の最安値を更新した。終値は、前日終値比4円安の98円。 前原誠司国土交通相がこの日午前の国会で、日航について「法的整理をしないとは言っていない」とあらためて発言。市場では経営再建をめぐる不透明感が一層強まり、投資家の売りを誘った。 今週初めには、日航の筆頭株主である東京急行電鉄が、保有する日航株を売却する方向で調整中と伝えられたこともあり、「思惑的な売りが広がった」(大手証券)という。 株価が100円を割り込んだ銘柄は、年金などを運用する機関投資家の投資対象から外されやすくなる。このため下落がさらに加速したとの指摘もあった。【関連記事】・東急、日航株を投げ売りへ 「相乗効果なし」と判断・政治主導失敗?ブレまくり“迷走”鳩山内閣に銀行ウンザリ・株価100円割れ目前なのに 日航株主優待券高騰のワケ
via FXGirls
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