本のタイトルは重要です。「客観力」という本の名前が目についたので、手に取り購入しました。
なんと、このタイトルは例の福田元首相の辞任記者会見での発言がネタとのこと。
「私は自分自身のことは客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです。」と。著者は吉本興業に入社し、「横山やすし、西川きよし」の漫才のマネージャーとして彼らをサポートし、以後芸能界の発展に寄与した人なのです。
ところで、この本の中で「客観力」とは「客を見る力」と規定しています。そうです。客商売の方は大変役に立ちます。一読を。
「客観力」を磨くために(本書の内容)
・これからは「定」がつくものがなくなる時代
・変化はすべて「チャンス」
・ときには、自分のやっていることにつっこみを入れてみる
・いかに「市場」での評価を見極めるか
・大きな組織も、客観視すればちっぽけな存在
・ときには採算の度外視も必要
・元気のない時代は「わかりやすさ」がいい
・「いい加減」の精神
・「元の気」は、誰にでも備わっているはず
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